top of page

コッカイオンドク 東京新聞で報道

調布でのものも含めて、全国各地で開催されたコッカイオンドクの様子が報道されました。

コッカイオンドク@ちょうふのことも書いていただきました♪

東京新聞の多摩版でも。ね、年齢が・・・(大汗)。

「共謀罪」法案を巡る国会審議を音読する活動「コッカイオンドク!」が全国四十四カ所で行われた十一日、調布市東部公民館(若葉町)でも市民ら二十人が、審議を書き起こした台本を読み上げた。国会同様かみ合わない論争に、参加者から「こんな国会の現実を知ってもらうため、活動を続けていきたい」との声が上がった。 (萩原誠)

 「ご自分の言葉で整理しておっしゃってください」。野党議員役が答弁を促すと、金田勝年法相役は「えー。まあ、メールの件でございますが、えー、検討をしている最中ではございますが、えー…」。その後も理解しにくいやりとりが続き、聞いていた参加者の「何を言っているのか、分からないよ」との声と共に会場に失笑が広がった。

 同市民らでつくる「安保関連法に反対するママの会@調布」が主催した。この日は一般人か組織的犯罪集団かを誰が判断するのか、一般人も捜査されるのかなどを議論した国会審議の五つの場面を再現。多くの人に体験してもらおうと、場面ごとに読み上げる担当を変えた。

 参加者同士の意見交換の場も設けられた。「やりとりが成り立っていなくて時間の無駄。こんなことに私たちの税金が使われているのか」「答弁のお粗末さの裏で法案が通ってしまう恐ろしさを感じた」といった感想のほか、「こんな議論が行われていたことを放置してはいけない」などと、試みを広げていく必要性を指摘する意見も出た。

 金田法相役をした世田谷区の藤川哲也さん(54)は「読みながら、自分が何を言っているのか分からなくなった。文章として成り立たない発言をするのは難しい」と苦笑。ママの会のメンバーで臨床心理士の堀祐子さん(43)は「参加した人が皆『文字で読んでも分からない』と話すのを聞いて、自分の理解力のなさではなくて答弁が悪いんだと実感した。関心がなさそうな知人に国会の実態を話すなど、自分にできることをしていきたい」と強調した。

 ママの会は、月一回程度のペースで安保関連法や「共謀罪」法案の問題点などを街頭で訴えたり、憲法に関する勉強会を開いたりしている。代表の木下安子さん(45)は「国会審議の様子を知らない、分かっていない人たちにいかに伝えていくかが大事。(音読は)三人集まれば再現できる。今回参加した人が知り合いと一緒にやってみるなど、この動きを広げていく取っかかりになれば」と話した。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page